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  Title : 私と献血・骨髄バンク  

▼骨髄バンクとは…

 造血幹細胞と呼ばれる血液を造る細胞になんらかの異常が見つかった患者さんの命を救う為に確立された治療法の1つに造血幹細胞移植というものがあります。その移植を成功させるためには白血球の血液型であるHLA型の適合が必要不可欠な条件としてあります。このHLA型の適合は兄弟・姉妹であれば1/4の確立、親戚一同で適合者を探しても見つからない場合も多く、その型式は数十万から数百万通りあり、家族や仲間だけで適合者を探すのは困難である状況から、骨髄バンクがHLA型の登録を管理して代わりに適合者を探している組織です。

 

1人でも多くのドナー登録を推進する為、献血ルームや、献血バス、ポスターの掲示や雑誌の発行をしながら呼び掛けを続けています。患者さんの数は約2000名。うちドナー適合者が見つかるのは約50%。あなたのドナー登録を待っている人が居ます。

 

ゲンキチャージマップにも記事掲載。

https://www.genki-charge.com/

▼骨髄バンクの現状課題

 骨髄バンクに登録できる年齢は18歳~54歳。ドナー提供できる年齢は20歳~55歳まで。健康を守る意味合いからリスクと考えられる条件すべてを排除します。55歳で卒業を迎える骨髄バンクですが、現在の登録者の半数以上は45歳を越えており、日本骨髄バンクが創設30年間で初めての減少傾向に陥ってしまう未来がすぐそこまで迫ってきています。登録人数がすべてとは思いませんが、登録人数はあなたを待つ患者さんやご家族にとって希望の光です。命は待ってはくれません。切実な行動を求めたいところです。

▼そもそもなんで献血を始めたの?

 献血は高校生になればするもの。当たり前だと思っていました。母親が献血をしていて、米国でも献血の経験があり、その体験談をよくお話ししてくれていました。献血は諸条件はあるものの、基本的には16歳になればできることも教えて貰っていたので、やるのが当たり前‼️という次元の中で生きてきました。でも献血ルームに通っていくうちに、世間はそうではないことを悟ります。同世代の人間に、献血ルームで会わないことに気付きました。

 

すると社会問題として若者による献血離れが始まっていることを知り、実績も発信力も何も無かった18歳の自分は、なるべく若い段階で累計100回行けば、未来は…社会は…何か変わるかな?期待感に胸を膨らませながら回数を重ねていきました。

▼骨髄バンクを伝え始めたきっかけ

 献血を積み重ねている最中、骨髄バンク説明員の方が献血ルームに居られた機会があり、説明を受けて、その日にドナー登録をしました。献血では検査と本番と2回採血をしますが、そのうち検査の時に、たったの2mL追加で採血すれば登録完了!!そんな簡単に登録できるんだったら早めに登録すれば良かったと思いました。

 

すると1ヶ月も経たない間にオレンジ色の封筒が届きました。中身を見るとドナー適合通知。もちろん提供する意思を使えましたが、1度目の適合通知は患者さん都合によりドナー提供までは至りませんでした。でも、自分を必要としてくださる方がこの世に居ることを知ったことは、とても嬉しかったですね。

 

その1年後には骨髄バンクランナーズと出逢い、自分もそれならできる!と思い、22歳の時から骨髄バンクを伝え広める側になりました。患者さんや、そのご家族の方々との出逢いも増えていき、骨髄バンク推進協会の方とも出逢い、骨髄バンクの現状課題がどんどん見えてきて、切実な想いになっていきました。

▼骨髄バンクを介して
ドナー提供してどうだった?

 時代はコロナ禍。2021年3月にドナー適合通知が届き、同年7月にドナー提供。ドナー提供をする為に、運動量を減らし、人との接触する機会を減らした結果、筋力低下が著しく、且つドナー提供後1ヶ月間は安静に!というお医者さんからの忠告もあって、パフォーマンスは急降下。復帰直後は焦ってトレーニングを行い故障。怪我で走れない日をのらりくらり。復帰するまでの積み重ねが大変でした。でも、ドナー提供する前より、思いっきり走ることの楽しさや有り難さを心深くに感じられるようになっていきました。そしてドナー提供から1年3ヶ月後、MDC1500m走において4分12秒で走り切り、11年ぶりの自己ベスト更新!!諦めないことの大切さを証明できました。

ドナーの輪(ドナー提供体験談を寄稿):

https://www.donor-no-wa.com/taiken/taiken080

▼チャリティーランナー

    としての歩み

 21歳の時、骨髄バンク説明員の方が献血ルームに居て説明を聞き、その日にドナー登録。その後22歳で骨髄バンクランナーズと名乗るコミュニティと出逢い、自分も活動に参加。骨髄バンクの黄色💛タスキを装着して全国各地のマラソン大会に出場してPRするようになりました。2023年2月に開催された第11回大阪マラソンでは、その活動に共感してくださった読売新聞社が朝刊の記事にしてくださいました。

https://www.yomiuri.co.jp/local/kansai/news/20230226-OYO1T50028/

▼骨髄バンクユース
 アンバサダー就任

 2022年5月に骨髄バンクユースアンバサダー(骨髄バンクYA)に就任。ナーの登録状況において特に10代20代のドナー登録が深刻であることを受けて、同世代の人が集い合い、骨髄バンクについての情報発信や、語り部講演会を通じて伝え広める為のコミュニティ。2022年5月に就任して以来、全国各地の大学・専門学校、及び企業において骨髄バンクを介したドナー提供体験談の共有、骨髄バンクの概要説明と現状課題について講話する機会を作り続けています。

https://www.jmdp.or.jp/sp/volunteer/guide/post_389.html

▼骨髄バンク「語り部講演会」

 骨髄バンクについて伝え広める為に、実際に学校や企業・団体に赴き、

​骨髄バンクの概要説明や、私の場合はドナー提供体験談を伝えながら、

生きる意味・生まれた理由を探求し、人生を考える機会を作っています。

​学生向きには若者のドナー登録の推進、企業向きにはCSR活動(社会貢献活動)として、保険会社さんには骨髄バンク特約の存在をお伝えし、起業家及び社長さんにはドナー休暇制度の導入であったり、献血を含めた骨髄バンクの大切さ、命の切実さをお伝えさせて頂く機会となります。また新人研修・若手研修としてもお話しをさせて頂けませんか?

日本骨髄バンク | お知らせ - 骨髄バンク語りべ等派遣事業のご案内 (jmdp.or.jp)

▼骨髄バンクドナー提供体験談

 骨髄提供体験談や、体験記について発信を伝える機会を作って頂けませんか?​

​一緒に献血・骨髄バンクについて発信していくボランティア活動をしませんか?

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【活動報告】



2021年7月
骨髄バンクを介してドナー提供
​後日、厚生労働大臣より感謝状が届く













2021年8月
​骨髄バンク説明員の資格を取得


















2023年5月
JAIFA兵庫県協会支部活動報告会
※(公社)生命保険ファイナンシャルアドバイザー協会
in 神戸文化ホール (中ホール) 

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